吉井牧場の生乳を１００％使用しています

酪農業と農業が盛んな熊本県菊池市泗水町（しすいまち）。
昭和２０年代からこの地で吉井さんの牧場は営まれています。
吉井さんの牧場はは畑と自然に囲まれた場所。
本当に牛を飼ってるの？と疑ってしまうほど牛の独特の匂いを感じないことに驚きました。
その最大の理由は、全国でも７戸しか取り入れていない「シリカ農法」にありました。
シリカとはもともと人間の体にも含まれるミネラルの一種。
このシリカは鉱物からも採取することができます。
そのシリカ鉱物を水や餌に混ぜ込んで牛に与える方法で牛を飼育することで、健康的な牛が育ち、それに連なって、搾られる生乳もよりおいしくなることを長年の経験で見つけ出しました。
一般的にスーパーに並ぶ牛乳は、たくさんの酪農家から搾乳した生乳を混ぜて一つの商品となります。
「自分がどれだけこだわってもそれが商品に反映されず、たくさんの生乳の中の一部であることで、品質に対しての責任も薄められていく」ことに強く悩みを抱えていました。
そんな時、牛乳が嫌いだという人から「ここの牛乳は飲めました！」
という話を聞いたことをきっかけに一念発起。
自家加工場であるシリカファームを作ることに決めました。

シリカファームのシリカって？

シリカとはもともと人体が持つミネラルの一種で、毛髪・爪・血管・骨・細胞壁に含まれています。
特に、免疫力に影響を与えたり、コラーゲンの再生・補強・維持の手助けをしていると言われています。
１日に必要なシリカの摂取量というのは定められていません。
しかしながら、人間が１日に消費するシリカは１０㎎～４０㎎と考えられていることから「１日に３０㎎前後を目安にすると良いのではないか」と言われています。